ゆるノート(仮)

雪音ゆる❄️の日記的なものです。

私がブログを始めた理由(雑)

ブログっていうのはリアルで何かしら秀でた人間がやるものだと思っていた。

実際『効率のいい〇〇の仕方』だとか『〇〇の思想について』だとか。確かに見る人にとっては便利なまとめとか書いてる人もおり便利だと聞くが、私にとっては「はぁ、なるほどな」程度であり今までであまり触れてこなかった分野だ。多分一生触れることはないんだろうなって、そう思っていたりもした。

ーーー数日前までは。

今回は初回ということで、何故私がブログを始めてみようと思ったのか、その理由についてちょっと書いてみようと思う。

それと、なんか『なろうとかで初心者が書く小説みたいだな』とか思った人はその通り。なぜなら私が普段から小説とか書いてる人間だからだ。だからこんな感じの文章しか書けないし、こんな感じのテンションで続けていくと思う。まぁ見てくれる人なんてあまりというかほとんど居ないだろうし、私も後で話す目標のために書き残すだけなので、問題は無いのかもしれないが。

それと決まりとして、このブログは不定期に、就寝前に書いてみようと思う。その方が素直にそのままたらたらと書けるからだ。

前置きはこれくらいでいいとして、まずは初回なので自己紹介?でもすればいいのかなと、とりあえずそれから書いてみる。

◇   ◇   ◇

私の名前は『雪音ゆる』だ。いやもちろん本名とかでは無いが、一応このペンネームで創作活動を行っている。

この名前にしたのは創作活動の本当に初期の頃と、最近になってからなのだが、名前の由来は雪が好きだからってこととあとゆる〜く活動していこうと思ったから。我ながらに単純である。

その後色々あって(カクヨムの洗礼というか嫌がらせを受けたりした)ペンネームを変えたりしていたのだが、数年ぶりにペンネームを戻した。その理由は後で述べるとする。

2021年10月現在、大学二年生であり、公募推薦で現役で入学したので歳は19だ。(誕生日が2月だからね)

あと一人称が『私』なのだが、つまるところ男である。ただ私の場合、昔からネトゲのチャットなどに慣れきってしまったり、中学高校時代の部活動などの影響から、リアルでも気の許した人間以外は基本的に敬語であったり、テキストチャットなどでは基本的に『私』を使う。なのでここでも癖が出てしまうが今後も『私』で統一する。

趣味とかは色々あるのだが先に言っておくと世間一般で言うオタクに私は該当する。

中学一年の時に『さくら荘のペットな彼女』っていうラノベにハマったのが原因でオタク街道を突き進み、今は落ち着いてはいるが自室にラノベが500冊くらいあったりもする。

その影響からか私自身も『なろう』で小説を書いている。一時期カクヨムの洗礼を受けて嫌になってアカウントを消したりもしたが、今は復活している。

あとはデジタルイラスト。

幼い頃の私は絵心が無いとかそれはもう言われていて、まさか私が良い歳して絵を描き始めるとは思ってもいなかった。

でもラノベを沢山読んでいると、どうしても絵で選んだりすることが増え、だんだんと絵師沼にハマって行った。そしてものの見事に絵師に憧れ、自分も勉強して絵を描けるようになりたいとか、思っちゃったんだよなぁ.....

いわゆる、下手の横好きってやつ。

その肝心の絵も、線画までは楽しく描くのに塗りが苦手で、どうしても途中で投げ出してしまう。そう考えると横好きというか、ただのにわか絵描きなのかもね。

他にも色々あるが、今回の目標では不要なため、自己紹介はこれくらいにしておく。

◇   ◇   ◇

ここまで書いてきて、何度か出てきた『目標』とは何なのか。

まぁつまりなぜ私がこのブログを書き始めようと思ったか、なんだけど。

結論から言うと、生まれ変わろうと思ったからである。

『いや、お前何言ってんだ?』ってなるかもしれない。だけど私は本気だ。

何をどう生まれ変わるのか、まずはきっかけから話していくとする。

私は先程『オタク』や『絵師沼にハマった』などと言ったが、一般的な『絵師オタク』と比較すると、にわかの部類に入るのかもしれない。

普通、絵師のオタクとなれば、コミケコミティアサンクリなどの同人イベントに行って新刊セットや限定グッズなどを買ったり、通販などでタペストリーなどグッズ類を買ったりするものである。と、眺めてて思った。(そうじゃない人もいるのは知ってる)

TwitterやPixivで色々なイラストを見ていれば、『あっこの絵柄好きかも!』とか、『やべぇめっちゃ尊い漫画描くやん...』とか言って見悶えるものである。それに加えてその絵師さんが女の人で、Youtubeとかでお絵描き配信していたりVtuber化していたりすれば、もはや『推し』になっていくのである。

大体の絵師さんは、初期の頃から見つけるのは難しい。ある程度人気になってきて、同人誌とか数冊出てて、イベントもいくつか出てて、それで誰かがリツイートしたりPixivのおすすめに出てきたりして、初めて知ることが多い。

それでハマってしまった人などは、通販で過去の同人誌を買い漁ったり、グッズの購入報告を嬉々揚々と報告したりするのをよく見る。

実際私もその一人であり、それと同時にチキンでもあった。

つまるところ、ハマったはいいが、過去の同人誌や高いグッズなどを買うお金が無かったのである。

当然、少ないお小遣いやお年玉を切り崩してまでイベントに一人で行く勇気も無ければ、人見知りなのでイベントで絵師さんに話しかける勇気も何も無い。

だからバイトを始めたのが大学一年生の十一月のこと。

職場をもうちょっと選べばよかったって、すぐに思った。この記事を書いてる今日でおよそ十一ヶ月になるが、勤務時間が夕方から日付が変わる直前のため、夜の貴重な時間も使えない。店舗規模が需要に圧倒的に足りていない。とにかく忙しすぎる。それでいてどんどん生活リズムが乱れていく。

気がつけば講義が無い日は昼夜逆転、元々痩せ型ではあったが標準体型になり、体調の良くない日が続いた。

それでも趣味は続けたかったし、憧れに少しでも近づきたかったから、なけなしのバイト代で買った12インチの液タブにペンを走らせたり、パソコンに文章を打ち込んでいく。

ーーーでも、長続きしない。

頭の中では次々と構想が出てくるのに、やる気が起きない。エタる。全てだるく感じてしまう。つまりそんなところだ。

そんな生活を十ヶ月続けていた。変わった新しい店長は私が苦手とするタイプで、静かに圧をかけてくる。だんだんと嫌になってきた。辞めたかった。でもバイト代がないとグッズ買うための活動費が......

そんな時だった。Twitterに一枚のイラストが流れてきた。

ーーーひと目惚れだった。

絵柄がどストライク過ぎた。安価な言葉では表せなかった。

すぐにその絵師さんをフォローして、ツイートを見てみた。いつから絵を投稿してるのかな、同人誌は出てたりするのかな、グッズは......?

「え、年......下?」

現役高校生の人だった。いわゆるJKという部類に入るのだろうか。高校生でも人気絵師はいるとか聞くし、人気絵師さんだって高校生くらいの時にTwitterとかに投稿してたのが広まって人気出たとかあった。それは分かってた。

でも私が出会った絵師さんたちはみんな年上で、既に何万とフォロワーがいたり企業案件バンバン受けてたりしていた。それがこの人はどうか。確かにフォロワー三万人くらいいたけど、初投稿からまだ一年すら経っていない。

同人誌とかイベントもおそらく未経験。『当たったら12月の九州コミティアに出ます!』とだけFanboxで言っていた。

現役高校生がである。このグダグダしたコロナ禍の中でやりたいことに対して真っ直ぐ突き進んでいく。

『すごいな...』って、気が付いたら声に出ていた。今思えば羨ましかったのかもしれない。なにも出来なかった高校時代を思い返していたから。

そう思うと、『私は今なんでこんな生活を送っているんだろうか』って、気付かされた。

応援したいから推しているの?
「いや、違う......よな。ちょっと絵柄が好きだな〜って絵があって...」

じゃあなんでグッズとか買ってるの?
「グッズとか買って......満足して...それで...〇〇さんの新刊買ったんだ〜って...ぁ」

全て分かってしまった。なんとなくの義務感から新刊や新作グッズを買っていたことに。

推しているからじゃない。その人のファンの一人という立場が欲しかっただけなんだって。

辞めよう。もっと自分のやりたいバイトをやろう。そう決意するのに時間はさほどかからなかった。せめて一年は続けようと思っていたため、店長には十二月で辞めることを伝えた。

それとは別に新たに、やりたいことを見つけた。この絵師さんを応援したくなったのである。ファンでありたいって思うんじゃなくて、尊敬ゆえに支援したいっていう気持ちが。

それから私はその絵師さんのFanboxの最上位プラン、いわゆる投げ銭プランを支援することにした。価格は1000円。安い方だった。

それから私は生活の無駄を無くすことにした。絵を描いたり文章を書いたりするのは時間を決める。限られた時間の中で毎回の成果をメモしていく。『今日はここまで描いたから次回はここまで描く』とか、『バイトのある日の夜は創作活動をしない』だとか。夜食を無くした。早起きすることにした。

初めてのイベントに参加することにした。12月の九州コミティアだ。イベントは今までコミケに一度付き添いで行った程度。当然コミュ力もくそもない。だから鍛えることにした。まずはお店の買い物の時から実践してみようって。

あとは服装にも気をつけなきゃいけない。今までで身だしなみはあまり整えてきて来なかった。平均的な見た目であることは自負している。だからイベントまでに運動をする習慣を身につけ、筋力をつけ、ファッションの勉強も始める。そう決意した。

決意しただけじゃまたどうせ途中で投げ出すでしょって、そんな考えが頭をよぎった。

だからこそのブログである。どれくらい成長したのか、どれだけ続けられているのか。後になってイベントが終わった時に、見返してみたくなった。

いつ誰が見るかもしれないこの状況を作り、後にひけなくするために。

ーーー途中で投げ出さない。諦めない。

このブログは、そのための日記だ。